2021/03/05
IoTは、「モノ」を「ネットワーク」に繋いで様々な情報を通信できる状態にすることです。それにより、「モノ」が目の前になくても、状況を把握でき、その状況にあわせた操作をしたり命令を下したりすることができるようになります。
特に製造現場においては、次のようなことがIoT化によって実現できます。
☑ 省エネ
あらかじめエネルギーの適正な使用範囲を定め、それをセンサーで常時監視することで、無駄な操作や機器不良などが発生した際にはすぐに検知することができ、エネルギーの無駄な消費を抑制します。
☑ 稼働率アップ
施設全体の稼働状況を一元的に把握し、エネルギー投入が過剰な箇所の洗い出しや、工程上のボトルネックを改善することで、施設全体の機器稼働率を向上させます。
☑ 生産品質の向上
収集されたデータからトラブルの発生原因を特定。ミスの生じやすい工程の自動化などにより、生産トラブルを未然に防ぎ、品質の安定・向上を実現します。